皆さんは、胃腸は丈夫な方でしょうか?
正直に言うと、私は胃腸が弱い方です。
風邪を引くとお粥みたいな消化の良いものしか食べれなくなるし、飲み会が2日続いただけで、もうお腹が下り気味になってしまいます。
皆さんも、こちらの記事を読んでくださっているということは、胃腸が弱くて困っているとか、最近、飲み会や風邪で身体が弱っているという事情があるのでは……?
あるいは、家族や大切な人が胃腸を壊してしまい、その人のために消化の良い食事レシピを探しているとか。
今回は、そんな胃腸の悩みを抱える人たちのために我が家のお婆ちゃんがつくった消化の良い食事レシピ3選をご紹介します。
消化にいいメニューでしたら、皆さんの2週間ダイエットの助けにもなりますね。
我が家のお婆ちゃん直伝の、弱った胃腸や病み上がりに効く自慢のレシピ♪
とっておきのレシピなので、もし、胃腸が弱っていてお腹に負担が少ない料理を探している人は、ぜひ、こちらを作って召しあがってみてくださいね。
胃腸の調子で選ぶ3つのレシピ♪
さて、早速、紹介していきましょうか。
私の家では、私自身も含めて、家族のだれかが胃腸を壊したり風邪を引いてしまったりした場合、お婆ちゃん直伝の消化の良い食事レシピ3つのどれかを作って食べることで胃腸の調子を整えます。
お婆ちゃんのレシピは効果てきめんで、食べればすぐに体の調子が良くなっちゃいますよ♪
皆さんも、自分に合いそうなものや「これなら食べたいな」というものを好みに合わせてつくってみてください。
それでは、最初のメニューは定番のお粥から。
1、胃腸に優しい♪お豆腐とさつまいものホクホク粥
我が家では、風邪を引くとお豆腐とさつまいもの入ったお粥を食べて、胃腸の調子を整えます。
お粥のメリットは、ささっと作れるので、具合が悪いときも簡単に作れちゃうこと♪
もちろん、記事で書かれている材料すべてを揃える必要はありません。
冷蔵庫に入っている余りものを使えば大丈夫です。
【お豆腐とさつまいものホクホク粥のレシピ】
材料 | 分量(2食分) |
---|---|
白米(玄米や雑穀米でも可) | 1合 |
水 | お腹の調子に応じて少なめ、多めにする |
さつまいも | 1本 |
豆腐(絹、木綿どちらでも可) | 1/2丁 |
鰹節 | 1パック |
細かくしたニンジンなど(赤野菜) | 適量 |
小松菜など(緑野菜) | 適量 |
すりおろし生姜 | お好みで |
さて、具体的な作り方を紹介してきますね。
1、まずは、さつまいもを一口サイズに切りましょう。それから、ご飯が冷凍の場合は、レンジで加熱して暖めておきます。
2、鍋に水とご飯を入れます。水は鍋の半分より下くらいで入れておきます。
3、鍋の蓋を少しだけずらしておき、湯気が逃げられるようにしましょう。
最初は若干強火にして、沸騰したらさつまいもを加えて、弱めの中火にします。
4、さつまいもとご飯が、好みの柔らかさになったら、次はニンジンと豆腐を入れます。
豆腐は、サイコロくらいの大きさで切ったり、潰したり、自分が食べやすい形にすると良いでしょう。
5、しばらくしたら緑の野菜も入れ、ニンジンに火が通ったなら、火を止める。止める直前ですりおろし生姜を入れれば完成。
自分の好みに合わせて、しょうゆや味噌、塩で味付けしてみてください。
【作り方のコツ】
昆布だしをあるなら加えた方が美味しくなります。
また、卵をあれば、さらにボリュームがアップするでしょう。
ご飯は、自分の好みの柔らかさにします。
水の量ですが、これは、お腹の調子によって決めましょう。
水分が多いほど胃への負担は少なくなるので、胃腸が弱っている人は水を多めにしてお粥を作るのがいいと思います。
炊き粥は、以下の4種類に分類されます。
炊き粥の種類 | 米と水の割合 |
---|---|
全粥 | 米1:水5の割合で炊く |
七分粥 | 米1:水7の割合で炊く |
五分粥 | 米1:水10の割合で炊く |
三分粥 | 米1:水20の割合で炊く |
三分粥は、ほとんどスープみたいなお粥になりますよ。
2、喉に優しい♪ネギと卵のあんかけうどん
小さいころに風邪を引くと、おばあちゃんが良く作ってくれたレシピです。
白髪ねぎがうどんにたっぷりと乘っているので喉にとっても優しい♪
喉に優しいネギと卵のあんかけうどんも、弱っている体でも本当に簡単につくれるのが長所。
驚くほど簡単につくれて、しかも、身体にいいので、胃腸の元気がないときの回復メニューに加えてみて欲しいですね。
【喉に優しい♪ネギと卵のあんかけうどんのレシピ】
材料 | 分量 | |
---|---|---|
冷凍うどん(乾麺でも可) | お好みで | |
だし(昆布、鰹節など) | お好みで | |
白髪ねぎ | お好みで | |
白ごま(あるいは黒ごま) | お好みで | |
片栗粉 | お好みで | |
卵 | お好みで |
さて、それでは具体的な作り方も紹介していきましょう。
1、まずはお湯を沸かし、うどんだしを作りましょう。乾麺ではなく、冷凍うどんを使えば、鍋が一つで済むのでより簡単になります。
2、次に白髪ねぎをつくりましょう。白髪ねぎは、長ネギを5㎝ほどのサイズに切り、繊維に沿って中央まで切り込みを入れていけば良いだけですが、人によってはチマチマした作業が面倒だという人もいるかと思います。
そんなときは、ただ単純に刻んでしまうというのでも良いでしょう。
3、片栗粉を水で溶き、うどんのだしに流し込み、汁にとろみをつけます。片栗粉は入れすぎるとダマになったり、固まってしまうので、少しずつ入れていくのがおすすめです。
4、かき混ぜた卵を、うどんだしの中にいれ、かき玉にします。その後、うどんを丼に盛り付け、白髪ねぎをたっぷり乗せます。
5、うどんだしをうどんにかけて、最後に白ごまをふりかけたら出来上がりです。
【作り方のコツ】
ネギと卵は入るだけでも十分に美味しいのですが、ニンジンやシイタケ、キャベツなどをお好みで入れると更に味が良くなります。
また、薬味として生姜や柚子胡椒などを加えると、更に食欲が増すでしょう。
うちのおばあちゃんは、卵だけでなく、そこに油揚げも入れてくれます♪
3、お粥が進む♪鶏つくねのみぞれ汁
鶏つくねのみぞれ汁は、身体と心が温まる優しい味のスープです。
とっても美味しいので、お粥がすすんでしまいます。
鶏つくねのみぞれ汁は、鶏肉が入っているので、胃腸の調子がある程度良くなってきた人など回復の途上にある人向けのレシピです。
風邪や胃腸の調子が良くなってきたら、鶏つくねのみぞれ汁を食べて、一気に体を治してしまいましょう。
【お粥が進む♪鶏つくねのみぞれ汁のレシピ】
材料 | 分量(2食分) | |
---|---|---|
つくねのたね(鶏ひき肉) | 180グラム | |
つくねのたね(水) | 大さじ1/2 | |
つくねのたね(長ネギのみじん切り) | 大さじ2 | |
つくねのたね(酒) | 大さじ2 | |
つくねのたね(片栗粉)) | 大さじ1 | |
つくねのたね(しょうが汁) | 小さじ1 | |
つくねのたね(醤油) | 小さじ1/2 | |
つくねのたね(塩、コショウ) | 少々 | |
白菜(水菜でも可) | 2枚、あるいは1/3束 | |
春雨 | 40グラム | |
大根おろし | 1/3本 | |
だし汁 | 3カップ | |
酒 | 少々 | |
みりん | 大さじ2 | |
醤油 | 大さじ1 |
さて、それでは具体的な作り方も紹介していきましょうか。
1、まずはつくねを作るところから始めます。
ボウルにつくねのひき肉を入れて、水を練り混ぜ、ネギや酒、片栗粉などの材料も加え、更によく混ぜます。
2、大根おろしを下しておきます。
3、白菜や水菜は、食べやすいサイズに切っておおき、春風様は熱湯につけてもどしておきましょう。
4、鍋にだし汁を入れてひと煮立ちさせて、みりん各大さじ2、醤油大さじ1を加えて、つくねのタネを食べやすいサイズに丸めて落としていきます。
つくねを入れるとアクが出てくるので、こまめに取り除きます。
5、火がつくねに通ったら、春雨や白菜、水菜、大根おろしの順に入れていきます。食材が煮えたら、火を止めて、器に盛りつけ出来上がりです。
【食べ方のコツ】
つくねと大根おろしが合っていて、食欲が増進します。
食べるときにすだちを絞って入れたり、お腹の調子によっては七味唐辛子などの薬味を入れると更に美味しくなります。
まとめ
いかがでしたか。
お婆ちゃん直伝の弱った胃腸と病み上がりに効く、消化の良い食事レシピを3つ紹介してみました。
身体の調子やその日の味覚によって、身体が受け付ける食事が異なると思うので、そのときに食べられそうな消化の良い食事を食べて貰えれば幸いです。
私の家では、飲み会が続いて胃腸が弱っているときや風邪を引いてしまったときは、お婆ちゃんのレシピで作ったご飯を食べて、体調の回復を図っています。
豆腐とサツマイモのお粥や、白髪ねぎのあんかけうどん、それから鶏つくねのみぞれ汁など、それぞれ好みで作って食べてみてくださいね。
お婆ちゃんのレシピは他にもあるので、また機会があったら色々紹介したいと思いますのでよろしくお願いします♪