皆さん、逆ダイエットという言葉をご存知ですか?
当サイトを閲覧している方の多くは「痩せたい」という思っているかもしれませんが、世の中には「太りたい」という悩みを持った人もいるのです。
特に頬のこけを気にしている方は多いようです。
ふっくらとした頬にしたいと悩んでいる方にとって、「痩せたい」という悩みを持った人は羨ましいのかもしれませんね。
頬のこけの治療というと「脂肪注入」が有名で、解決したという人が増えてきています。
芸能人ですとギターを持った渡り鳥などで有名な俳優の宍戸錠さんも若い頃に豊頬手術を行っていたそうです。
そういえば皆さん、「豊頬」のことを何て読んでいますか?「ほうほほ」なんて読んでらっしゃらないですか?
実は「豊頬」と書いて「ほうきょう」と読むのです。
この読みですと「豊胸手術」の方を思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれませんが、ご注意ください。
宍戸錠さんがしたのは「豊頬手術」です。
くれぐれも間違えないように気をつけて読んでいただければと思います。
頬のこけを治すと言われている脂肪注入の豊頬手術の実態
宍戸錠さんが豊頬手術をしたのは、どうも役作りの一環だったようです。
それまでは線の細い二枚目俳優だったんですが、悪役やハードボイルドな役に転向したいという理由で豊頬手術を決意したというエピソードがあります。
宍戸さんのように特別な事情がない場合は、恐らくはコンプレックスの解消をしたいからという理由が多いのではないでしょうか。
特に女性の方が頬のこけを気にする傾向があり、豊頬手術を検討している方が多くなっております。
豊頬手術は美容整形外科の専門分野となっております。
そこでは「脂肪注入」や「ヒアルロン酸注入」という方法で豊頬手術を行うことが多いです。
脂肪注入というのは読んで字のごとくといった治療法で、頬のこけた部分に「脂肪」を注射器で「注入」して治す治療法となります。
まぁ、単純明快ですぐに頬のこけに関するコンプレックスが解決できそうですよね。
確かに頬のこけを解消するための一つの方法として「脂肪注入」は一つの有効な手段だといえます。
ですが、この脂肪注入は結局のところ「頬のこけ」を完全に直せないということが多くなっているのです。
実は頬のこけが噛み合わせの不具合、つまり歯並びによる骨格のズレということもありますし、表情筋の衰えから頬のこけが生じていることもあります。
歯並びや表情筋の衰えが原因なのに、人工的に脂肪やヒアルロン酸を注入したところで頬のこけは治りません。
なぜ脂肪注入やヒアルロン酸を注入しても意味がないのに注入するのでしょうか。
一言で言ってしまえば「商売」で豊頬手術を行っている医者がいるためです。
ちなみに、某美容整形外科では脂肪注入は60万円、ヒアルロン酸注入は1本10万円というかなりお高い値段となっております。
美容整形というサービスを売りたいという目的しか持っていない医者は、皆さんに
「ちゃんと表情筋を鍛えれば頬がふっくらしてきますよ」
なんてアドバイスしません。
「脂肪注入やヒアルロン酸の注入の方が簡単に頬のこけを治せますよ?」
と持ちかけて、豊頬手術にかかる費用を得ることしか考えていない医者もいるんです、残念なことに。
確かに脂肪注入やヒアルロン酸の注入も一つの有効な手段ではありますが、そんな医者の言うことは聞いてはなりません。
そのため、頬のこけを気になさっている方も安易に脂肪注入やヒアルロン酸注入による豊頬手術に頼らないようしましょうね。
頬のこけの原因を突き止めよう
脂肪注入やヒアルロン酸注入による豊頬手術以外の方法が適している場合もあるというのはご理解いただけたでしょうか。
もちろん、脂肪注入やヒアルロン酸注入も有効な手段ですが、きちんと皆さんの頬のこけにはそれぞれの原因があります。
まずは原因を突き止めることから始めてみてはいかがでしょうか。
頬のこけの主な原因としては下記のような原因が挙げられます。
表情筋という「筋肉」が衰えている人に「脂肪」や「ヒアルロン酸」を注入しても意味はないのです。
表情筋が衰えたという人は、表情筋を鍛えれば頬のこけは解消されるのです。豊頬手術は必要ありません。
また、骨格のずれがあるということでしたら美容整形外科ではなく、普通の「整形外科」に力を借りる必要があります。
歯並びが悪くて頬がこけているということでしたら、歯医者の力を借りる必要があるでしょう。
いくら脂肪やヒアルロン酸を注入したところで、歯並びが良くなるわけではありません。
心当たりがあるという方は歯医者に行くことをお勧めします。
まずは頬のこけの原因を突き止めることが重要なのです。
脂肪注入・ヒアルロン酸注入が必要なのは下記の条項を満たしている方になります。
顔の骨格のずれがなくて、歯並びが悪くない、そして頬コケが遺伝によるものと考えられる場合はもう「脂肪注入」「ヒアルロン酸注入」が最適な頬コケ解消の手段となるのです。
その時、始めて美容整形外科の力を借りることになるでしょう。
美容整形外科自体が悪いわけでは決してありません、安易に美容整形外科だけで頬コケを解消しようとするのが悪いのです。
その点を頭に入れて、もう一度頬コケの原因を突き止めてみてはいかがでしょうか。
医師との信頼関係が大切!
頬コケを治すうえで、最も重要なのは治療方法ではなく、医師との信頼関係です。
信頼のできる医師のもとで最適な方法で治療してもらう、これがベストなんです。
上記では美容整形外科の他に歯医者や整形外科などの医師の力を借りることも必要と説明しました。
このうち、美容整形外科は割と商売っ気を前面に押し出している医師が多い傾向にあります。少々穿った見方ですけどね。
先ほども述べましたように、某美容整形外科では脂肪注入は60万円、ヒアルロン酸注入は1本10万円というお値段になっております。
私が医師でも「売れば儲かるなぁ」なんて考えちゃいそうな値段なんですよ。
脂肪注入はともかく、ヒアルロン酸注入は一回じゃ済まないことも多いため、結局何十万円もつぎ込むことになりかねません。
医師も人間です。色々な人がいるんです。
コンプレックスや悩みを持った人を助けたいという心を持って、皆さんに対して最適なサポートをしようと心がけている人もいます。
一方で、ヘリコプターでポケモンGOをしているような破天荒な方もいらっしゃるのです(別に非難しているわけではないですよ)。
私たちも人間なら、医師も人間です。頬コケを治したいという人もいれば、そういう悩みに漬け込んでお金を儲けちゃいたいなんて考えている医師もいるということです。
ですが、少なからず良心的な医師もいらっしゃいます。当然のことですけどね。
そういった信頼できる医師を見つけて、皆さんにとって最善の方法で「頬がこけているから直したい」というお悩みを解消していただければと思います。
医師・病院選びは大切なので、ぜひ慎重に選ぶようにしていただければと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!